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    野菜の付け合わせ 作り置き

    刻んで味付け◆調味料で香り

    • 「刻んだ野菜と調味料を合わせておくと、味がなじんで長持ちします」と柳澤さんは勧める=高橋美帆撮影
      「刻んだ野菜と調味料を合わせておくと、味がなじんで長持ちします」と柳澤さんは勧める=高橋美帆撮影

     1人分の料理を作る時に、なかなか使いにくいのが野菜だ。料理研究家の柳澤英子さんは、野菜を刻んで味をつけたり、調味料で香りをつけたりして付け合わせを作り、ストックしておくことを勧めている。


     キャベツ1玉やニンジン1本を買ってきても、1人分の料理では使い切れず、半分ほどの残りが冷蔵庫に入ったままになりがちだ。また、皮をむいたり切ったりという調理も、毎日となると大変だ。そこで、柳澤さんは「手の込んだ野菜料理は時間のある時に作ればいい。毎日野菜が食べられるように、野菜を一度に刻んで付け合わせを作り、主菜や主食に添えるようにしましょう」と提案する。

     付け合わせを作るために、柳澤さんが使うのが酢と赤唐辛子だ。酢を使えば野菜が日持ちするし、暑さで食欲が落ちた時でも食べやすくなる。赤唐辛子も殺菌作用があるうえに、鮮やかな色と辛さが食欲をそそる。

     今回のレシピのうち、トマトの酢漬けをポークソテーに添えて食べると、豚肉の脂っこさを酢とトマトが中和してくれるので、夏でもさっぱりと味わえる。

     キノコの洋風ナムルは、焼き魚や肉のソテーの付け合わせにぴったりだ。「皿に1人分の魚や肉をのせただけだと寂しいですが、野菜をたっぷりと添えると栄養バランスもいいし、ごちそうに見えます」と柳澤さん。ナムルをごはんにのせれば丼物になるし、パスタに混ぜてペペロンチーノにするなどの応用もきく。

     キノコを引き立てているのがガーリックパウダーだ。ニンニクを刻む手間をかけずに手軽に香りをつけることができる。

     具だくさんの野菜ソースは、香味野菜の香りと爽快感が食欲を刺激する。冷ややっこにのせたり、そうめんのつゆに入れたりと、夏の料理にも使いやすい。帰宅して食材が何もない時でも、このソースがあればご飯が食べられそうだ。

     柳澤さんは「野菜の付け合わせは応用範囲が広く、気分や食欲に合わせてほかの食材と組み合わせることができる。時間のある時に作っておきましょう」と話している。


     ■トマトの酢漬け

     トマト(中)1個を粗く刻んで保存容器に入れる。耐熱カップに酢と水各50ccを入れて、電子レンジを600ワットにして1分半加熱。その後、トマトの入った保存容器に注ぐ。


     ■キノコの洋風ナムル

     シメジとエノキダケ各1パック分を、石づきを切り取って小房に分ける。ベーコン1枚を細切りにする。シメジとエノキダケ、ベーコンを耐熱容器に入れ、小口切りにした赤唐辛子1本分と塩、コショウ、ガーリックパウダー各少々を振った後、電子レンジを600ワットにして3分間加熱する。取り出した後、オリーブオイルと酢各小さじ1杯を加えて混ぜる。


     ■具だくさんの野菜ソース

     細ネギ4本とオクラ2本、青ジソ5枚、ミョウガ3本を粗みじん切りにして保存容器に入れる。刻んだ塩昆布3gと酢大さじ2杯を加えて混ぜる。10分ほどで食べられる。火を通していないので、2~3日のうちに食べる。

    2016年08月10日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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