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    「台所」から見えてくる様々な人生を描く連載小説。
    お知らせ

    単行本「完結編」出版! 安田依央さんからメッセージが届きました

     大手小町の連載小説「出張料理・おりおり堂」の単行本が、9月に出版されることになりました。2冊目にして完結編です。

     小説は、イケメン料理人・(じん)さんと、32歳婚活中で、仁さんに恋心を抱く山田澄香が、依頼人の自宅に出向いて料理を振る舞うストーリー。今回は、「神無月(かんなづき)」から「弥生(やよい)」までの6話を収録しました。クリスマスにお正月、バレンタインなどの行事に合わせて用意したすてきなお料理を、心ゆくまで味わってください。「ただならぬハロウィーン」を画策する“魔女”や、再婚を切望するシングルファーザーなど、個性豊かな面々が「スパイス」になっています。

    出版を機に、作者の安田依央さんからメッセージが届きました。

     皆さん、お久しぶりです。安田依央です。

     「出張料理・おりおり堂」の連載終了から早5か月。

     例年、9月の今頃は「残暑厳しい~」などと愚痴っているイメージがありますが、今年は雨が多いせいか、早くも秋が深まっているような印象です。

     私は暑さが苦手なので、毎年秋を心待ちにしているのですが、こうもあっさり涼しくなると、去ってしまった夏が名残惜しく思えたり。

     でも、秋はおいしいものが多くて嬉しい季節、と桜子さんも言っていましたね。

     さて、そのおいしいものが沢山の秋、10月から始まる「出張料理・おりおり堂 神無月~弥生」が刊行されることになりました。

     一年間の連載の後半、6か月分を収めたものです。

     あの料理やあのエピソード、そして困ったあの人、ぶっ飛んだあの人々が紙上によみがえっております。

     もっとも、ここだけの話、連載が佳境に入るとともに、どんどん枚数が増えていまして。後半6か月分が一冊に収まらず、削りに削ることになってしまいました。

     少し残念な気もしますが、削られたエピソードは、季節季節に、この空間の中でだけ咲いた花のようなもの(どう考えても、あだ花ですが)として、皆さんの心の倉庫にしまっておいていただければ幸いです。

     もちろん、連載をお読みでなかった方にも楽しめる内容となっていると思いますので、是非、お手に取ってみて下さいね。

     最後になりましたが、連載中からお読みいただいていた皆さん、「卯月~長月」をお買い上げ下さった皆さん、感想を下さった皆さん(全部読ませていただきましたよ~!)、本当にありがとうございました。そして、毎月大量の原稿を送りつけて困らせた編集部の方々、遅れまくる原稿のせいで毎度超タイトな締め切りにもかかわらず素敵(すてき)な素敵なイラストを描いて下さった小森のぐさんに、心より感謝いたします。 安田依央

     

    2015年09月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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