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    閉めるか、開けるか? 外出先のトイレのふた問題

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     家庭用のトイレだけでなく、オフィスや商業施設、駅などの公衆トイレでも「洋式」が主流になりつつあります。その便座の「ふた」を巡って、掲示板サイト「発言小町」で熱い議論が交わされています。


    「流し忘れ」の衝撃……「ふたをなくして」

     投稿したのは、職場のトイレで前の人が水を流していなかったのを見てしまった「花子」さん。他人の“流し忘れ”を見てしまった衝撃と、閉まったふたを素手で触って上げるのが「イヤ!」という気持ちから、「トイレのふたを閉めないで!!」と訴えています。自動センサーで水が流れるトイレが増えたためか、外出先のトイレで水を流すのを忘れる人がいるようです。

     「花子」さんは、「ふたを閉める人に聞きたい。あなたは、公衆トイレでふたが開いたトイレと、閉まったトイレがあったら、どっちに入りますか? わざわざ好んでふたが閉まっている方を選びますか? 便座や便器の状態が見える、ふたが開いた方を選びませんか?」と問いかけ、「ふたが全部なくなりますように」という意見への賛同者を募っています。

    便座のふたから見えてくる文化の違い

     では、そもそもなぜ洋式トイレにはフタがついているのでしょうか? そこで、トイレメーカーのTOTO広報担当者に話を聞きました。

     便座のふたは、少なくとも今の日本のトイレでは必ずしも必要なわけではないそうです。同社の公式サイトによると、欧米ではもともと便器(おまる)のまわりを囲って、いすのようにしていたため、いすの座面が便座のふたになっていました。便器を部屋の中にも置いていたため、臭いをふさいだり、体裁をよくしたりするためにふたが必須だったそう。

     欧米のトイレは、風呂や洗面台と一緒になった「バスルーム」にあり、身繕いをする時に、ふたを閉めた便器に座って化粧をしたり、靴のひもを結んだりという役目もあります。英語のストゥール(STOOL)は“背もたれのないいす”と同時に“腰掛け便器”のこと。

     しかし、トイレだけが独立している場合は、腰掛ける必要がないため、欧米でも公共のトイレではふたなし便座が多いそうです。

    日本でふたがついている理由は?

     トイレが独立していることの多い日本では、腰掛ける用途よりも、「ふたをしていた方が見栄えも良いし、便器の中に間違ってモノを落とす心配もなく安心」(同社)という理由で付いているよう。暖房機能がある温水洗浄便座付きトイレの場合は、ふたを閉めておくと、省エネ効果もあるそうです。

     TOTO広報担当者によると、不特定多数の人が使う公衆トイレについては、壊れたり割れたりする恐れがあるふたをつけない所も多いそうです。車椅子で利用する多機能トイレは、ないほうが使用しやすいため、あえてふたをつけていないと言います。

     

    開ける、閉める、それぞれの理由

     「ふたを閉めないで」という投稿主に賛同する“開ける派”の意見として、「mm」さんは、「ふたが閉まっていると『何か隠したいものがある』と考えてしまい、閉まっているトイレには入らない」そうです。「中が見えた方が安心する」といった意見も多数。

     一方、“閉める派”は、ふたをして菌などの「飛散を防ぐ」といった意見や、次の人への気遣いを表すためにマナーとして閉めるという人が目立ちました。食品メーカー勤務の人からは、職場でふたを閉めて流すようにという貼り紙がしてあるという投稿もありました。

     中には、「トイレのふたに嫌悪感を感じるのなら、和式トイレを使うべきですよ」(「フタする派」さん)という意見や、流し忘れを見るのが嫌なら「ふたを開ける前に1度流す」というアドバイスも。「サザナミ」さんは「ふたが透明なら良いのに」と思うそうです。

     トイレのふた、みなさんはどう思いますか?


    【紹介したトピはこちら】

    紹介したトピはこちら→トイレのふたを閉めないで!!!!!

    2018年04月24日 06時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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