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    発言小町で話題になっている事柄を、専門家らの意見も交えながら掘り下げます。
    小町拝見

    「自称○○」は理想の自分…犬山紙子

     「夫が自称した『結婚後の生活イメージ』が事実とぜんぜん違う」というトピがあがっていました。

     この手の話は夫、妻ともによく聞きます。それは「うちの妻は結婚前、おならなんかしないと言っていたのに」というほのぼのしたものから、「結婚前は家事育児をちゃんと分担すると言っていたのに!」「借金を隠してたのか!」といった、離婚に向けてまっしぐらなものまで幅広い。

     このトピはその後者でして……。どうにか恋人の結婚後の姿を透視してみたいものですが、それは無理だし、できてしまったら生きている楽しみがほぼ消え去るくらいつまらないことかもしれません。

     でも自分でやたらとアピールすることは、逆にできていないことなのかなと思うことがあります。「私って○○じゃないですか」と連発する女性がよくやり玉に挙げられますが、この「自称○○」は「自分がそう見られたい姿」であり、実際にそうなら、そうアピールする必要がないのです。よく「私ってサバサバしてるじゃない」と言う人がいますが、そんな人がサバサバしていたためしがない。

     そしてこれは結構、私もやらかしてました。「私って合理主義じゃないですか」と言っては、感情に左右されず仕事ができそうなイメージを植え付けようとしていたり。でもその実すぐイライラしてしまったりと、実に感情的であります。

     このトピの夫が言っていたことは、「子供好きで料理も得意。自然大好きで日曜大工もやっちゃう。もちろん家事育児はきちんと分担しますよ」という、世間の女性から印象の良い部分を詰め込んだ理想の自分。でもそういう部分は、態度を見てジャッジしないと難しいもんなんだなと改めて思ったのであります。

    犬山紙子(いぬやま・かみこ)
     エッセイスト、タレント。1981年、大阪府生まれ。2011年、ブログをまとめた著書「負け美女」でデビュー。雑誌やテレビなどで活躍中。今年1月に長女を出産した。
    2017年09月25日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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