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    発言小町で話題になっている事柄を、専門家らの意見も交えながら掘り下げます。
    小町拝見

    おばさんの荷物が多いワケ…ジェーン・スー

     「おばさんはなぜ荷物が多い?」というトピを発見しました。耳が痛いです。


     私が毎日持ち歩いている布製のトートバッグには、ポーチが五つも入っています。どれも化粧ポーチ大ですが、私も例に漏れず荷物が多く、いつもかばんの中をゴソゴソと探しているのが恥ずかしい。苦肉の策で、ジャンル別に分けてポーチに入れるようにしたのです。

     一つは化粧品、二つ目は汗拭きシートが顔用と体用に一つずつと、口臭予防のミント、リップクリーム、頭痛薬、生理用品。三つ目は鍵、入館証、携帯電話、名刺入れ。四つ目が充電池と充電コード。五つ目はティッシュとブラシと鏡。

     それ以外に、スマートフォン、ハンドタオル、イヤホン、筆記用具、財布。たまに折り畳み傘も入っています。列挙してみると、その多さに我ながらゲンナリします。以前より探す時間は短くなったので、助かってはおりますが。

     なぜ荷物が多いのか? その答えはレスでほぼカバーされていました。

     代表的なのは「おばさんは心配性」「出先での不都合にすぐ対応したい」「ファッションよりも実用性を尊ぶ」――。レスには「あるある!」と膝を打つ鞄の中身が並んでおりました。銀行の通帳、老眼鏡、お菓子、地図、手土産、羽織り物など様々。一泊旅行なら問題なさそうな量です。

     若い頃から荷物が多いという方もおりました。確かに私もそうでした。あの頃持ち歩いていたのは、大きなものではホットカーラー、今や全く必要のなくなったあぶらとり紙等々。年齢は関係ないのかもしれませんね。

     それにしても、男性はなぜ外出時でもあんなに身軽なのか? 財布一つ、ほぼ手ぶらで出掛けられるのが羨ましくてたまりません。

    ジェーン・スー
     作詞家、コラムニスト。1973年、東京都生まれの日本人。「未婚のプロ」を名乗り、「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」(幻冬舎)などの著書が話題に。
    2017年10月09日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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