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    発言小町で話題になっている事柄を、専門家らの意見も交えながら掘り下げます。
    小町拝見

    「ダブル成人」挑戦の1年に…杉上佐智枝

     新しい年が始まって、早1か月。皆さんは、今年の目標は立てただろうか。昨年の大みそか、発言小町に「新年の抱負を語れない」というトピがあった。私はここのところ、家内安全をぼんやりと願うばかりの寝正月だったが、今年は違う。なぜなら、2月に「ダブル成人」となるからだ。


     40歳は人生において、20歳と並ぶ節目の年齢ではないだろうか。成人が希望に満ちた大人への一歩だとすると、ダブル成人は酸いも甘いもみ分けた人生の第2ステージへ。だから、背筋の伸びる思いで今後について考えを巡らせ……決めた。今年は、今まで苦手だと思い込んでいたことに挑戦する1年にする――。

     例えば、スキューバダイビング。サメが怖くて海に入れない私だが、勇気を出して新しい扉を開こう。同じく、少し怖いが、スカイダイビングも気になる。6歳の息子には「今年、ママは魚か鳥になってみる」と宣言した。また、幼少期から習っている人だけの高尚な趣味と思っていたクラシックバレエ。ある50代ディレクターがバレエで体幹を鍛えていると聞き、興味津々。40代からは健康と美容が最重要課題でもあるし。

     苦手意識は、ただの思い込みかもしれない。それをブレイクスルーできれば、フットワークの軽い、心の柔らかい熟年になれる気がする。担当している「3分クッキング」のある先生のお話では、料理研究家が憧れる年代は説得力の増す50、60代だそう。だから「50代になった時はうれしかった」と。加齢をマイナスに捉えがちな女性にとって、なんと羨ましい境地であろうか!

     世間で「30歳定年説」などと言われる私の仕事だが、心身ともに健やかに、己の引き出しの中身を充実させて「惑ワズ」を迎えたいと思う、今日この頃。

    杉上佐智枝(すぎうえ・さちえ)
     日本テレビアナウンサー。1978年、東京都生まれ。「キユーピー3分クッキング」の土曜日の回などを担当。2児の母で、絵本の読み聞かせなどに関する資格を勉強中。
    2018年02月05日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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