言葉表す手の動き「フラダンス」
米・ハワイ
フラダンスは、もともと、ハワイの先住民族(せんじゅうみんぞく)が儀式(ぎしき)として踊(おど)っていたものです。「フラ」という言葉そのものが「舞踊(ぶよう)」を意味します。ゆったりとしたステップをふみ、手の動きで「あなた」「海」などの言葉を表すのが特徴(とくちょう)です。
大人が楽しむ踊りというイメージもありますが、最近はフラを習う子どもも増えています。東京都葛飾区(かつしかく)にある「ハラウ・フラ・オ・カレイマカマエ」の金町(かなまち)スタジオにも、幼稚園から小学生までの子どもたちが通ってきます。
レッスンの時には、パウスカートという練習用のスカートをはきます。色とりどりの花や植物が描かれていて、本当に南の島にいるかのような華(はな)やかさです。
いま練習しているのは「イン・ザ・カヌー」という曲。「カヌーをこいで海に出ると昔のことを思い出す」という内容です。ひとつひとつの歌詞に振(ふ)り付けがあるため、覚えるのも大変。ついつい真剣(しんけん)な表情になります。でも、フラで大切なのは笑顔(えがお)。先生に励(はげ)まされながら、みな楽しそうに踊っていました。
小学3年生の山本楓(かえで)さん(8)は、「ひざを曲げて踊るのが難しくて疲れちゃうけど、面白い」と話していました。(三)
(2005年11月8日 読売新聞)