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    スクールデイズ

    憧れはスーパーモデル…栗山千明さん

    聞き手・石井正博

    俳優

    • 栗山千明さん(杉本昌大撮影)
      栗山千明さん(杉本昌大撮影)

     「私もあそこで遊びたい!」。子ども向けテレビ番組「ひらけ!ポンキッキ」を見ながら母に言ったのがきっかけで、5歳の時に芸能事務所に入りました。

     七五三の着物のパンフレットから始め、小学生でティーン向けファッション誌のモデルの仕事などもこなしました。

     憧れはスーパーモデル。「ナオミ・キャンベル、シンディ・クロフォードみたいになりたい」と思っていましたね。でも、身長が1メートル60ぐらいで止まっちゃった。中1で気づきました。その後、映画「死国」の出演が決まり、俳優に転身するきっかけになりました。

     学校では、なるべく目立たないようにしました。メガネをかけたり、三つ編みにしたりして、本当の自分とは違うキャラを装って遊んでいたのです。

     高校は、マネジャーさんと相談して、芸能活動をしながら通える都内の学校を選びました。合唱や電子ピアノを弾く授業があり、全校集会では必ず、校歌のほか「ハレルヤ」「アベマリア」を歌いました。普通科の同級生は13人だけ。アットホームで居心地が良かったですね。

     在学中、ハリウッド映画「キル・ビル」に殺し屋の女子高生役での出演が決定。米国で3か月間、アクションのトレーニング後、北京での撮影に入り、3年春から夏まで休みました。筋肉ムキムキで帰国した私を待っていたのは補習でした。全教科、先生とマンツーマン。音楽はプッチーニのオペラを一人で歌うのがきつかった。多くの人に支えられ、無事卒業できました。この経験は歌手の仕事にもつながりました。

     今後も幅広い役に挑戦して演技力を磨きたい。プロデューサーさんや視聴者の方々に納得していただける演技ができる女優を目指して頑張ります。(聞き手・石井正博)

    プロフィル
    くりやま・ちあき
     1984年生まれ。99年に映画「死国」で俳優デビュー。TBS系「アルジャーノンに花束を」にヒロイン役で出演中。主演映画「種まく旅人 くにうみの郷」が5月30日に公開予定。

     (2015年4月30日付読売新聞朝刊掲載)

    2015年05月04日 08時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun