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    学校生活

    知らなかった!「イマドキの学校給食」

    メディア局編集部 遠山 留美
     戦後の食糧難の時代に始まった学校給食。そのころ定番だった脱脂粉乳はにおいがきつく、鼻をつまみながら飲んだ苦い思い出を持つ方もいるのではないだろうか。時代は移り、のびたソフト麺や油くさい揚げパン、クジラの硬い竜田揚げなどを懐かしがる世代は、40~50代。ところが、最近の学校給食は目を離した隙に大きく様変わりしている。全国学校給食甲子園で優勝したこともある学校栄養士の松丸 ( すすむ ) さん(32)に聞いた、なんとも奥深い「イマドキ学校給食」とは?

    給食が好き過ぎて「給食のお兄さん」に

    • 東京・文京区立青柳小学校栄養士の松丸奨さん
      東京・文京区立青柳小学校栄養士の松丸奨さん

     「イケメン栄養士」としてメディアでも注目されている東京・文京区立青柳小学校栄養士の松丸奨さん。読売新聞の健康・医療サイト「ヨミドクター」でも、金曜日の「おとなの給食アレンジレシピ」を担当する。

     松丸さんは2013年、地産地消をテーマにした第8回全国学校給食甲子園(主催:特定非営利活動法人21世紀構想研究会)で、男性栄養士として初めて優勝し、2,266校の頂点に立った。大都会・東京の小学校とあって、地産地消がテーマでは食材の種類では圧倒的に不利だ。なかなか関東ブロック代表にもなれなかったが、4年目にして見事、栄冠を勝ち取った。

     「江戸東京野菜」などの江戸前の食材を中心にしたメニューで、翌年も準優勝。「イケメン栄養士」という表面的な評判だけでなく、着実に実績を積み上げてきた。

    • 優勝旗を手にする松丸さん(左)と調理員の大野雅代さん(松丸氏提供)
      優勝旗を手にする松丸さん(左)と調理員の大野雅代さん(松丸氏提供)
    • 給食甲子園優勝メニュー:のらぼうめし、牛乳、江戸前つくねの宝袋、伝統つくだにあえ、すり流し小鍋立て汁、はちみつにんじんゼリー(松丸氏提供)
      給食甲子園優勝メニュー:のらぼうめし、牛乳、江戸前つくねの宝袋、伝統つくだにあえ、すり流し小鍋立て汁、はちみつにんじんゼリー(松丸氏提供)

     

    2016年02月10日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun