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性犯罪防げ、防犯ブザー福岡県内30駅で貸与福岡県警と鉄道事業者でつくる県鉄道連絡協議会が痴漢などの性犯罪を未然に防ぐため、防犯ブザーの無償貸し出しを始めた。 福岡県内のJRや私鉄など30駅で4月末まで実施。複数の駅が共同で取り組むのは全国で初めてだという。 県内では2011年の性犯罪の認知件数が550件(前年比4件増)で、人口1000人当たりの発生率は全国ワースト2位。約85%が29歳以下の若い女性で、特に19〜21歳の女子学生の被害が多いという。電車内の痴漢や夜間に駅周辺の人目のない場所を狙った性犯罪も増えていることから、同協議会が防犯ブザーの無償貸し出しを決めた。県内の宅建事業者でつくる県宅地建物取引業協会が1000個を寄贈した。 防犯ブザーが貸し出される30駅は、県内でも性犯罪が多く発生している地区を中心に選出。午後6時頃から終電までの間、改札口横などに置かれ、持ち出した利用者は再び駅に戻ってくる際に返却する。試験的に3か月間実施し、利用者の反応を見て延長するかどうかを決めるという。 3日には、福岡市地下鉄・空港線の姪浜駅(福岡市西区)で地元の高校生ら約100人によるキャンペーンが行われた。県警生活安全総務課安全・安心まちづくり推進室の佐矢野俊室長補佐は「夜間に一人で帰宅する若い女性らの安心感につながれば」と話している。 (2012年2月9日 読売新聞)
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