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    「大学入試改革」刊行…国内外の情報満載

     米国や韓国、台湾と日本の大学入試の現状を読売新聞教育部がまとめた「大学入試改革 海外と日本の現場から」=写真=が、中央公論新社から刊行された。2014~16年の読売新聞の連載記事などに大幅加筆したもので、国内外の最新事情を伝えている。

     米国ではハーバード大やマサチューセッツ工科大などを訪ね、専門職員らが書類審査や面接で「潜在力」まで見極めるという選考について聞いた。貧困による格差解消を目指した共通テストSATの改革や、大学での学びにつながる高校の授業の様子も取材した。

     筆記試験が主流だった韓国、台湾でも、グローバル化に対応し、人物重視の米国型入試への転換が急速に進む現状をルポした。

     国内では、大学入試センター試験に代わり20年度に導入される新テストの検討状況を詳しく解説している。東大、京大の推薦・AO(アドミッション・オフィス)入試のほか、私立大や地方の国立大の取り組みも、写真やデータを交えて紹介。大学入試改革のもつ意味や社会に与える影響についても考察している。

     288ページ。1500円税別。

    2016年07月15日 15時54分 Copyright © The Yomiuri Shimbun