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    就職した先輩たちの経験・教訓を取りあげます。

    一つでも多く付加価値を…クレスコ

    「システム開発に手応え」…岩松真央さん 26

    • 「情報システムの開発はやりがいがあります」と話す岩松さん(東京都港区で)=三輪洋子撮影
      「情報システムの開発はやりがいがあります」と話す岩松さん(東京都港区で)=三輪洋子撮影

     企業の様々な業務に必要な情報システムを開発するシステムエンジニアだ。昨年10月からは、保険会社から受注した見積もりシステムの設計・開発にあたる計5人のチームでリーダーを務めている。

     開発の途中段階で、システムが設計通りに動くかを点検する「テスト」を主に担当。問題点を見つけ出し、修正を繰り返していくのに欠かせない作業だ。「作業を着実にこなし、システムの動きが良くなった時、仕事に手応えを感じますね」と話す。

     大学時代は文学部で歴史学を専攻。コンピューターに関する専門知識がない分、2013年に入社後、猛勉強して身につけた。

     だが、失敗もあった。音楽配信会社の会員管理システムなどの改良を一人で担当した時のこと。当初求められた課題の解決を優先した結果、他の機能に影響が出てしまい、同社の担当者から叱られた。やり直して事なきを得たが、この経験から独りよがりにならず、顧客と連携を密にする大切さを学んだ。

     上司の五十嵐崇さん(40)は「理系出身者と同じように活躍しているのは、本人の努力があってこそ。若手の手本になっている」と話す。

     就職活動ではIT(情報技術)や金融など約40社に応募した。面接では、大学時代、クラシックギターのサークルで、演奏会を運営する裏方としても活躍した経験をもとに、「仕事を通じ人々の当たり前の暮らしを支えたい」とアピール。クレスコから初の内定を得た。

     同社が自分が求める「社会の役に立つ」ことと「ものづくり」の2点と合致すると思い、入社を決めた。「顧客の要望を実現するだけでなく、情報システムに一つでも多くの付加価値をつけられる技術者を目指したい」と意欲満々だ。(森洋一郎)

    クレスコ
     1988年設立。情報システムの設計、開発、運用管理などを手がける。資本金25億円。売上高186億円(2016年3月期)。従業員数1048人(16年4月)。本社は東京都港区。2016年度の新卒採用者数は51人。17年度は約60人を予定。

     (2016年11月8日の読売新聞朝刊に掲載)

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    2016年11月08日 10時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun