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あいさつとお辞儀は反射神経

イラスト・藍原真由

 〈問題〉あいさつとお辞儀の仕方で間違っているのはどれでしょうか?

 〈1〉あいさつは、お辞儀と同時にする。

 〈2〉お辞儀は、すっと頭を下げ、上体を起こす時はゆっくりと。

 〈3〉頭を下げたところで少し止める。

 〈答え〉あいさつをするときは、メリハリあるお辞儀をつけます。言葉とお辞儀を分ける分離礼、語先後礼が基本です。つまり、まず言葉をかけ、それからお辞儀をするのです。従って、間違っているのは〈1〉です。

 あいさつがすばらしいと、相手の心に強く残るものです。

 あいさつ(挨拶)の「挨」は心を開く、「拶」はその心に迫るという意味があります。つまり、あいさつというのは、自分から心を開き、勇気を持って相手に近づくこと。良好な人間関係には欠かせないアプローチです。

 あいさつのポイントは四つです。

 あ=明るく、相手の目を見て声をかけます。

 い=いつでもしましょう。したりしなかったりムラのあるあいさつは、相手に気を使わせます。

 さ=先にあいさつ、先手必勝です。

 つ=続けてお辞儀。30度が中礼です。

 あいさつは、考えてするものではなく、反射神経として実行したいものです。日常生活から正しくあいさつをする習慣を身につけましょう。

 (古谷治子・マネジメントサポートグループ代表)

 (2010年4月20日付読売新聞朝刊掲載)

2011年5月26日  読売新聞)
プロフィル
古谷治子 (ふるや・はるこ) さん
マネジメントサポートグループ代表
「品格」「モチベーション」「スキル」の三位一体教育で企業人育成を支援。シンクタンク等での講演・執筆多数。
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