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OB訪問 適切な時間帯は?(2)

イラスト・藍原真由

 [問題]

 OB訪問で先輩の会社の応接室に通されました。座る場所の指定がなかったので、下座に座って先輩を待ちます。その際のマナーで正しいのは?

 〈1〉応接室にコート掛けを発見。話を聞くときに邪魔になってはいけないので、そこへ自分のコートを掛けておく。
 〈2〉質問したい内容をまとめた書類を机に出し、バッグは隣の空いている椅子の上に置く。
 〈3〉秘書が自分と先輩の分のお茶を持ってきたので、先輩が来るまで口をつけずに待つ。

 [答え]

 〈1〉と〈2〉は両方とも不正解。コートやバッグなどの手荷物は、原則として自分の足元に置くものです。バッグの上にコートを置くようにしてください。正解は〈3〉。先輩の分までお茶を出されているのですから、先輩が到着して「どうぞ」と勧めてくれるのを待つのが無難です。

 電車を待つホームや車内などで、バッグを床に置くことがありますよね。そのバッグを訪問先の会社の椅子の上に置く――これが失礼かそうではないか、ということです。ちょっと考えればわかりますよね。

 お茶に関しては、出されたのが自分の分だけであれば、秘書に「恐れ入ります」と礼を言い、先に口をつけるのはかまいません。

 このほか、先輩が来たらすぐに立ち上がってあいさつできるよう、脚を組んだりせず、自然な姿勢で待ちましょう。

 (古谷治子・マネジメントサポートグループ代表)

 (2011年1月25日付読売新聞朝刊掲載)

2012年2月23日  読売新聞)
プロフィル
古谷治子 (ふるや・はるこ) さん
マネジメントサポートグループ代表
「品格」「モチベーション」「スキル」の三位一体教育で企業人育成を支援。シンクタンク等での講演・執筆多数。
古谷治子さんの写真
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