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    社会に出ることを意識して活動中の大学生、前向きに働く若手社員らを紹介します。

    コロッケに季節感添える

    ロック・フィールド 村上未希さん 27

    半年先を常に意識

    • 「商品企画につながるアイデアをいつも探しています」と話す村上さん(神戸市で)
      「商品企画につながるアイデアをいつも探しています」と話す村上さん(神戸市で)

     サラダを主とした総菜店「RF1(アール・エフ・ワン)」や、コロッケ専門店「神戸コロッケ」など、全国で約320店を展開するロック・フィールド。

     2012年に入社し、昨年から「神戸コロッケ」の商品企画に携わる。販売計画を立てたり、季節限定商品を考えたりしている。

     「コロッケは普段の食卓に並びやすいもの。季節感を取り入れ、華やかになるよう頭をひねっています」

     昨秋はボージョレ・ヌーボーの解禁に合わせて、おつまみ感覚で食べられるミニサイズのチーズ入りコロッケを販売。今春は、ソースの上にひなあられをちりばめたコロッケを売り出し、好評だった。

     「常に半年先を考え、試食や改良を重ねます。自分に委ねられている責任の重さをひしひしと感じます」

     入社後約4年間、大阪、京都市で同社運営のフレッシュジュースとスープの専門店「VEGETERIA(ベジテリア)」で販売を経験した。

     「接客を通じ、常にお客様のことを考える視点を持ち続ける大切さを学びました」

     大阪府出身。高校時代、入院した曽祖母が質素な病院食を目にして、「食べることが楽しみだったのに」とさみしげにつぶやいた。その姿を見て、「食を通じて人を笑顔にできる仕事に就こう」と心に決めた。進学した大阪樟蔭女子大では栄養学を学び、管理栄養士の試験にも合格した。

    食への思いアピール

     就職活動では、食品関係5社の面接を受けた。周りの学生が素晴らしいことを言っているように思え、焦った。このため、友達らを相手に何度も面接の練習を重ねた。本命のロック・フィールドでは、高校時代に抱いた食への思いなどを熱くアピールし、内定を得た。

     「希望していた商品企画に携われて本当にうれしいです。長く愛されている『神戸コロッケ』のブランドを守り育てたい」(家城健太)

    内定までの軌跡

    2010年10月 志望業界を食品関係に絞り、約10社の説明会に参加

         12月 ロック・フィールドの説明会に参加。熱く語る社員の姿を見て同社に興味を抱く

      11年1月 一部の企業で面接が始まる。うまく自己アピールできず落ち込む

         5月 ロック・フィールドから内定を得て就職活動を終える

    ロック・フィールド 1972年設立。総菜の製造・販売。本社は神戸市。売上高497億円(2016年4月期)。17年春の大卒採用者数は89人。食への関心が高く、チャレンジ精神を持ち、チームで仕事が進められる人材を求めている。

    2017年04月25日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun