<速報> 自民が単独過半数、立憲民主は躍進
    
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    社会に出ることを意識して活動中の大学生、前向きに働く若手社員らを紹介します。

    目を引く話題の仕掛け役

    サニーサイドアップ 小川美紀さん 25

    企業に代わりPR

    • ボランティア活動と音楽を結び付けたイベント「ロックコープス」を入社時から担当。「PRに力が入ります」(東京都渋谷区で)=繁田統央撮影
      ボランティア活動と音楽を結び付けたイベント「ロックコープス」を入社時から担当。「PRに力が入ります」(東京都渋谷区で)=繁田統央撮影

     新しい商品やイベントなどを手がける企業に代わり、テレビや新聞、雑誌で紹介されるように、記者や編集者らに働きかけるのが仕事だ。何度も推敲すいこうを重ねて説明資料を作成。面会の約束を取り付けるために、1日に電話を約100件かけることもある。

     「最初は電話が苦手でしたが、数をこなすうちに慣れました。資料づくりでは、相手の目に留まるような表現を心がけます。後でどのように紹介されたのか確認し、表現力をさらに磨きます。想像していた以上に地味で、地道な努力が求められる仕事です」

     それでも、提案した内容通りに放送されたり、説明資料に載せた言葉が記事で使われたりするのを目にすると、「自分が考えたことが全国に発信されている!」と元気が湧いてくる。

     2014年に入社した。新飲料の発売や企業CMの発表、スポーツ施設のオープンなど、担当してきた案件は様々。常に5件以上は抱えているので、手際よく進める必要もある。

     今年5月、東京・お台場で開かれた花火と音楽の融合イベントは、自分が中心となって担当。テレビの情報番組などで取り上げられ、放送時間は計1時間に達した。

     「初めての開催だったので、説明に使える前例がなく、イベントの魅力を伝えるのに苦心しましたが、おかげで自信がつきました」

    やり抜く力を訴え

     奈良県の出身で、早稲田大スポーツ科学部を卒業した。「スポーツやエンターテインメント、テレビに関わる仕事がしたい」と思い、放送や広告、出版など関連業界の約30社に応募した。面接では、大学のアイスホッケー部でマネジャーを務め、毎朝3時半に起きて部活動に参加する一方、慶応大との対抗戦「早慶戦」に観客を呼び込もうとPRに奔走した経験をもとに、やり抜く力をアピール。サニーサイドアップから内定を得た。

     「好きなスポーツに関連した仕事をよく担当しています。3年後に開かれる東京五輪・パラリンピックにも絶対関わりたいですね」(金来ひろみ)

    内定までの軌跡

     2012年12月 合同会社説明会などに参加

      13年1月 企業に提出するエントリーシートを初めて作成。上手にまとめられず、困惑する

         2月 面接が始まる。志望動機などがうまく答えられず、試行錯誤が続く

         4月 周りの学生が次々と内定し、焦る

         5月 映像制作会社から内定をもらう

         6月 サニーサイドアップから内定を得て就活終了

    サニーサイドアップ

     1985年設立のPR会社。本社は東京都渋谷区。連結売上高133億円(2016年6月期)。従業員数168人(17年6月)。求めるのは、何事にも学ぶ姿勢で臨み、世の中の出来事や情報にアンテナを張っている人材。17年度の大卒採用者数は11人。

    2017年07月18日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun