秋入学、採用担当者の4割が支持…民間調査
東京大学が検討している秋入学全面移行案について、企業の採用担当者の4割が支持しているとのアンケート調査結果を、人事担当者向けウェブサイトを運営する「HRプロ」(東京・千代田区)が発表した。
調査は先月23日から25日まで同社サイトの登録者に呼びかけ、195社の担当者から回答を得た。東大の秋入学全面移行検討について38%が「良いこと」と回答。「春入学・秋入学両方を設けた方が良い」は26%。「春入学のままでよい」は12%だった。社員1001人以上の企業の採用担当者で「良い」と回答した割合は61%で、大企業ほど日本の大学の国際化を求める傾向が浮かび上がった。
東大以外の大学の秋入学導入については、「全大学が統一ルールで運用すべきだ」が49%で、「個々の大学が判断すべきだ」の39%を上回った。自由記述では、採用が複数回になると、手間や経費が増加することを懸念する意見が多かった。しかし、大学の入学時期が春と秋に分かれた場合、採用選考を「年2回にする」と答えた割合は37%で、「年1回まとめて行う」の25%を上回った。HRプロでは「有力大学が秋入学への移行を検討しており、企業としては『対応せざるを得ない』というのが本音だろう」と分析している。
(2012年2月3日 読売新聞)