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    就活全般について、人材コンサルタントがアドバイスします。

    興味や関心からスタート

    • イラスト・武居智子
      イラスト・武居智子

     「どの会社に行くべきか」。就職活動では最初から最後までこの問いに向き合います。

     憧れだけで企業を選ぶのは危険です。就職先は、「投資先」ではないので、会社の業績だけで判断はできません。「働き心地」は大事ですが、これもすぐに分かるものではありません。

     まずは、少しでも興味のある商品やサービスを扱う会社を1社選び、売上高、得意な分野、組織風土などを徹底的に調べて、詳しくなりましょう。インターネットだけでは把握できないものもあるので、複数の情報源に接することが大事です。特に企業風土はOB・OG訪問などで社員に接しなければ分からないものです。

     何を知っていて、何を知らないかを整理することも重要です。また、ライバルとされる会社や、取引先の会社がわかると、これらの会社についても調べてみたくなるはずです。

     連想ゲームのような作業を繰り返すことで、業界全体への理解が広がり、自分が受けたい会社がわかってくるでしょう。

     やりたい仕事、自分に向いている仕事が見つからないと悩む人は多いでしょうが、そう簡単に気づけるものではありません。だからこそ、出会えたときにうれしくなるのです。最初は興味や関心から入っていってください。

    2017年10月31日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    プロフィル
    常見陽平  (つねみ・ようへい
     千葉商科大専任講師、人材コンサルタント、著述家。リクルートから玩具メーカーに転じ、新卒採用を担当。独立後はコンサルタント活動の一方、キャリア関連の著書を多数執筆。企業の本音などをまじえながら、就活生に総合的なアドバイスを送る。