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    就活全般について、人材コンサルタントがアドバイスします。

    着たい服より「期待服」

    • イラスト・武居智子
      イラスト・武居智子

     就職活動で迷うことの一つに、服装などの身だしなみがあります。スーツは黒が無難と言われますが、型やシャツとの組み合わせなど着こなしは様々です。学生としては「どこまでがストライクゾーンなのか」が気になるでしょう。

     服装の基本は、「着たい服より期待服」です。志望企業や業界、職種で期待される格好かどうかです。例えば、住宅ローンの窓口の銀行員に、金髪にピアスでTシャツ姿はありえません。

     「自分がどのように見られたいか」も意識すべきです。切れ者だと思われたいのか、おもてなしの心があると思われたいのか、などは身だしなみからもある程度は伝わります。

     役立つのはプロのアドバイスです。就活用の撮影を請け負う写真館、スーツの販売店、美容室などに相談しましょう。特にスーツ売り場の担当者は業界・企業別の「ドレスコード」を熟知していることが多く、頼りになります。

     また、自分で調べるなら、業界セミナーやインターンシップ(就業体験)などで、各企業の社員の服装を観察すると参考になります。

     何を着るかだけでなく、スーツやシャツのシワ、靴の汚れなどにも気をつけてください。スーツは定期的にクリーニングに出すなどし、シャツや靴は複数所有してローテーションを組むといいでしょう。

    2018年01月30日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    プロフィル
    常見陽平  (つねみ・ようへい
     千葉商科大専任講師、人材コンサルタント、著述家。リクルートから玩具メーカーに転じ、新卒採用を担当。独立後はコンサルタント活動の一方、キャリア関連の著書を多数執筆。企業の本音などをまじえながら、就活生に総合的なアドバイスを送る。