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    女子学生の就活について、女性キャリアコンサルタントが解説します。

    トイレ見学は後回しに

    • イラスト・藍原真由
      イラスト・藍原真由

     「トイレがきれいな会社で働きたいんですよ。毎日のことだから、オフィス環境は大切ですよね? だから、説明会などで訪ねたら、必ずトイレを借りて、見るようにしているんです」。ある女子学生が、したり顔で私に告げました。

     女子ならではの会社訪問の視点なのでしょうか。確かにデパートなどはお客様用、特に女性用のトイレに気を配るし、「パウダールーム」という化粧直しのスペースを作り、好感度を上げる努力をします。しかし、オフィスを同様に考えてよいのでしょうか。会社には仕事に行くわけで、くつろぎに行くところではありません。どうも、お客様気分が抜けないようです。進学する高校を制服のかわいさや、校舎の新しさで選んだ世代なのだなあ、と感じます。

     もちろん、後に使う人のことを考え、トイレを清潔に保つのは大切なマナーです。もし、汚れて不潔だったら、社員の心のうちを勘繰りたくもなるでしょう。その意味で、トイレは「心の鏡」とも言えます。

     ただ、会社訪問で見なくてはならないことは山ほどあります。実際の業務内容や働いている人の様子など、根幹の部分をしっかり見てきてください。トイレが新しいとか、豪華だとかは二の次、三の次にしましょう。

    2017年04月25日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    プロフィル
    上田晶美  (うえだ・あけみ
     キャリアコンサルタント。株式会社「ハナマルキャリア総合研究所」代表。1983年早稲田大卒。約10年間、企業で人事、広報などを経験後、94年、出産を機にキャリアコンサルタント活動を開始。就活生を個人指導するかたわら、全国各地の大学で講演を行っている。働きながら3人の子供を育ててきた経験を生かし、企業の女性活躍推進に向けた研修などでも講師を務める。