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    「世界遺産登録後、駐車場が不足気味」鹿児島市磯地区にJR新駅検討

    • 新駅の設置が検討されている仙巌園前
      新駅の設置が検討されている仙巌園前

     鹿児島市の磯地区に、JR日豊線の新たな駅の設置を検討する協議会の初会合が18日、同市役所で開かれた。磯地区は観光客が増加しており、住民や経済団体から新駅設置の要望が相次いでいた。今後、交通量調査などを行って可能性を探り、来年1月までに検討結果をまとめる。

     磯地区は桜島を望む錦江湾に面し、旧集成館など世界文化遺産の構成資産や、島津家別邸の仙巌園がある。市は、世界文化遺産登録前の2013年度に、観光客の受け入れ対策として竜ヶ水―鹿児島間に新駅設置の是非を検討したが、実現可能な案がなく、見送った経緯がある。

     協議会は、仙巌園を運営する島津興業やJR九州、住民らの委員20人で構成している。冒頭、市の担当者が13年度に検討された四つの設置案の概要を説明。近くの国道10号で渋滞が悪化する可能性や、史跡・景観への影響が問題視されたことなどが報告された。

     島津興業の島津忠裕社長は「世界遺産登録後、来訪者の滞在時間が延びて駐車場が不足気味になっている。大量輸送などの観点から新駅を強く望む」と主張。磯町内会の折田雄一会長は「高齢者ら交通弱者のためにも設置してほしい」と述べた。

     一方、JR九州鹿児島支社の前川聡幸支社長は「観光客主体の駅になる。本当に必要か、市のスタンスを明確にしてほしい」と求めた。

     協議会がまとめた検討結果は来年2月、森博幸市長や市議会に報告される。

    2017年04月19日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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