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    世界遺産

     

    「沖ノ島」にぎわう、大島交流館オープン

    • 大島交流館で展示に見入る来館者たち(同市大島で)
      大島交流館で展示に見入る来館者たち(同市大島で)

     「『神宿る島』宗像むなかた・沖ノ島と関連遺産群」(福岡県宗像、福津両市)が世界文化遺産に登録され、最初の週末となった15日、福岡県宗像市の宗像大社辺津宮へつみやなどの構成資産には多くの観光客が訪れた。同市の離島・大島には同日、島内二つの資産などを紹介する施設「大島交流館」が新たにオープンし、来館者を迎えた。

     大島交流館は3階建てで、市が島の歴史を紹介する資料館を改修。島内の中津宮なかつみや沖津宮遥拝所おきつみやようはいしょを紹介するほか、「神宿る島沖ノ島・神守る島大島」のコーナーにスクリーンを設け、約49キロ離れた沖ノ島に船で近づく様子や、沖ノ島の古代祭祀さいし遺跡の映像を上映している。入場無料。

     交流館の開館式には関係者らが集まり、宗像市の谷井博美市長が「沖ノ島への理解を深め、中津宮などの価値を広めていきたい」とあいさつ。早速、来館者は展示物などに見入っていた。

     館内には、元大島村職員の板矢英之さん(73)が撮り続けた沖ノ島の写真も展示しており、板矢さんは「沖ノ島には上陸できないが、館内の展示や、写真で神秘的な雰囲気を感じてほしい」と話していた。

     中津宮にも参拝者が訪れた。高校の同窓生15人で訪ねた福岡市西区の主婦(66)は「本殿は厳かな雰囲気で、周囲の木々の緑も美しい。県内に世界遺産が加わり、誇らしく思う」と語った。

     また、辺津宮や、沖ノ島から出土した国宝を展示する境内の神宝しんぽう館にも大勢の客が訪れた。

    2017年07月15日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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