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    歴史・文化財

    沖ノ島世界遺産に推薦 17年登録目指す

    • 世界文化遺産の国内候補に選ばれた沖ノ島(18日、福岡県宗像市沖で、本社ヘリから)=田中勝美撮影
      世界文化遺産の国内候補に選ばれた沖ノ島(18日、福岡県宗像市沖で、本社ヘリから)=田中勝美撮影

     文化庁の文化審議会は28日、2017年の国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会に、文化遺産として「『神宿る島』宗像むなかた・沖ノ島と関連遺産群」(福岡県宗像市、福津市)を推薦することを決めた。今年登録された「明治日本の産業革命遺産」(福岡など8県)、来年審議される「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本県)に続き、九州から3年連続の推薦となる。

     「宗像・沖ノ島と関連遺産群」は、宗像市沖合の玄界灘にある沖ノ島(宗像大社沖津宮おきつみや)、その祭祀さいしを起源とした信仰を現在まで伝える宗像大社の中津宮なかつみや辺津宮へつみやなど5資産で構成される。

     記者会見で、同審議会世界文化遺産・無形文化遺産部会長の西村幸夫・東京大教授は「4~9世紀に継続的に行われた古代祭祀の跡がほぼ手つかずの状態で保存され、現在も神聖な島として信仰の対象になっているのは世界的にも珍しい」と説明。資産が法的に保護され、周辺環境も含む保全管理措置が十分に図られていることも評価された。

    2015年07月29日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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