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    歴史・文化財

    熊本城大天守の最上階、6月までに解体

     熊本市は20日、熊本地震で被災した熊本城天守閣の大天守最上階の解体を6月までに終え、造り直すことを明らかにした。来年夏頃に再建するという。

     熊本城の天守閣には大天守(地上6階、地下1階)、小天守(地上4階、地下1階)がある。いずれも1960年に鉄筋コンクリート造りで再建されたが、地震で瓦が落ちるなど被害が出た。

     市は当初、解体せずに耐震補強などで復旧する予定だったが、大天守最上階の6階部分で屋根を支える柱に損傷が見つかったことなどから、解体して造り直すことにした。石垣の崩壊で沈下した大天守1階の出入り口部分と小天守の1階部分も解体して造り直す。工事中は、透明性の高いシートで天守閣を覆い、夜間のライトアップを続ける。大西一史市長は「復興のシンボルである天守が復旧する姿を見てほしい」と話した。

    2017年04月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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