文字サイズ

    歴史・文化財

    喜界の「城久遺跡」国史跡に、文化審答申

    • 城久遺跡の一部(喜界町教育委員会提供)
      城久遺跡の一部(喜界町教育委員会提供)

     国の文化審議会は、喜界町の「城久ぐすく遺跡」を国指定史跡とするよう文部科学相に答申した。指定されれば、県内の国史跡は計29件になる。

     城久遺跡は9~15世紀の集落遺跡で、八つの遺跡の総称。最盛期は平安時代後期の11世紀後半~12世紀後半で、カムィヤキ(徳之島産の焼き物)や中国製の白磁のわんなどが多く出土している。

     高台からは、倉庫を伴う大型の掘立柱建物が見つかっており、九州・奄美・琉球地域の交易圏の中心だったとみられている。こうしたことから、古代末から中世にかけての南島社会の状況を伝える貴重な遺跡と評価された。

    2017年06月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    スマートフォン版九州発