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    歴史・文化財

    「按針の墓」から人骨、平戸市 DNAなど調査へ

    • 発掘調査で見つかった人骨
      発掘調査で見つかった人骨

     平戸市は7日、徳川家康の外交顧問を務め、英国商館の開設にも関わった英国人の三浦按針あんじん(ウィリアム・アダムス)の埋葬地とされる同市大久保町の崎方公園内にある「伝按針墓立碑」周辺での発掘調査で、人間の脚や頭の骨が見つかったと発表した。今後、骨の形状やDNAなどから按針の骨かを調べる。

     市文化交流課によると、按針は平戸で病死したとされるが、詳しい埋葬場所は分かっていない。発掘調査は、没後400年の2020年を前に墓を特定する目的で、6月下旬から行っている。

     人骨はこの日、碑に隣接する通路部分の深さ約120センチの土中で、体育座りのような状態で見つかった。調査に参加している土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム(山口県下関市)の松下孝幸館長によると、江戸時代の日本で見られた埋葬方法で、骨に西洋人の特徴がないか調べる方針。

    2017年07月08日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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