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    歴史・文化財

    朝倉の三連水車が復活、約1か月ぶり

    • 通水が再開し、回り始めた三連水車(2日午前6時2分、福岡県朝倉市で)=大原一郎撮影
      通水が再開し、回り始めた三連水車(2日午前6時2分、福岡県朝倉市で)=大原一郎撮影

     豪雨災害で被災した福岡県朝倉市の国指定史跡「堀川用水」で2日、通水が始まった。堀川用水は土砂や流木で埋まり、通水できない状態だった。用水にある国内最古とされるかんがい用水車「三連水車」も約1か月ぶりに稼働した。

     堀川用水は支線を合わせた総延長は約88キロで、同市山田地区などの田畑や果樹園約650ヘクタールに水を供給する。7月5日の豪雨で土砂や木が流入し、水車も止まった。このため、同20日から土砂などを除去する作業が進められていた。

     この日は午前5時に筑後川につながる水門を開けて通水を開始。三連水車も回転を始めた。その後、別の水車に流木がひっかかるトラブルが起きたため、一時流量を抑えた。

     2日午後にも田畑などへの水の供給を再開する見通しで、用水を管理する「山田堰土地改良区」の徳永哲也理事長(70)は「豪雨前のように豊かな田園に戻ってほしい」と話した。

    2017年08月02日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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