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    歴史・文化財

    国重文・通潤橋、放水再び…試験通水

     熊本地震で被災した国指定重要文化財・通潤橋(熊本県山都町)で13日、漏水箇所を調べるための試験通水が行われた。

     通潤橋は、水利に恵まれない白糸台地に水を通すための水路橋で、江戸時代後期に築かれた。周辺の農業用水路なども含め、2008年に国の重要文化的景観に選ばれている。

     地震では通潤橋は石材の一部がせり出し、通水管をつなぐしっくいにひびが入るなどの被害を受け、放水を中止している。復旧工事は橋上部の土を取り除いて通水管をむき出しにし、ひび割れ部分のしっくいを詰め直している。19年3月末までの完成を予定する。

     試験通水は、復旧工事の進捗しんちょくに合わせて不定期で実施。この日は、町職員や建設作業員ら6人で修復箇所を確認した。通水管に水を通し、約5分間放水して漏水箇所を調べた=写真=。

    2017年11月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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