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    歴史・文化財

    武者行列勇壮に再現、対馬・小茂田浜神社で例大祭

    • 氏子らによって再現された武者行列
      氏子らによって再現された武者行列

     約740年前の元寇げんこうで戦死した対馬の守護代・宗資国そうすけくに(助国)らを祭る長崎県対馬市厳原町の小茂田浜神社で例大祭が行われ、勇壮な武者行列が再現されるなどした。

     1274年(文永11年)、元軍と高麗軍の兵士約3万人が約900隻の軍船で対馬の南西海岸に侵攻。小茂田浜で迎え撃った資国ら武将たちが全滅したと伝えられる。

     例大祭では、中世から伝わるとされる巫女みこ神楽「命婦みょうぶの舞」(国選択無形民俗文化財)などが神殿で厳かに奉納された。その後、武者姿の氏子らが浜辺まで練り歩き、浜辺では沖合に向かって弓矢を射る儀式も行われた。

     参拝者の中には、漫画「アンゴルモア 元寇合戦記」(KADOKAWA)で「文永の役」当時の対馬を描いたたかぎ七彦さん(42)(東京)の姿もあった。たかぎさんは「浜辺に並んだ武者や弓矢を射る儀式などに感動した。祭りをいつまでも大切にし、続けてほしい」と話した。

    2017年12月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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