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    歴史・文化財

    阿蘇神社シート撤去、素屋根解体作業を公開

    • 壁面のシートが取り外された阿蘇神社の素屋根
      壁面のシートが取り外された阿蘇神社の素屋根

     熊本地震で被災した阿蘇神社(熊本県阿蘇市)で2日、楼門(国指定重要文化財)の解体工事現場を覆う素屋根(約25メートル四方、高さ約10メートル)の撤去作業が、報道陣に公開された。

     楼門(高さ約18メートル)は2016年4月の熊本地震の本震で倒壊。同年12月に始まった解体作業は、雨風を避けるために設けられた素屋根内で行われ、昨年11月に完了した。

     この日は、素屋根の壁面を覆う灰色のシートが取り外され、内部が見えるようになった。作業員は天井部の資材をクレーンでつり上げ、撤去していた。同神社権禰宜ごんねぎの池浦秀隆さん(46)は「楼門の復旧は順調に進んでいる。今しか見られない光景もあるので、ぜひ参拝に訪れてほしい」と話していた。

     素屋根の解体は4月中に終わる予定。今年度は、部材の調査や修復、組み立て工事に向けた設計などを行うという。

    2018年04月03日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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