文字サイズ
    

    伝統・習俗

     

    しめ縄ポリエステルに、地元住民ら製作…豊北の夫婦岩

    • 完成したしめ縄を運ぶ住民ら
      完成したしめ縄を運ぶ住民ら

     山口県下関市豊北町の「夫婦めおと岩」に張り替える恒例のしめ縄作りが24日、地元の漁港で行われた。

     漁の安全と豊漁を願って1850年頃に始まった伝統行事で、毎年1月2日に男衆が岩に登って張り替えてきた。だが、男岩に亀裂が入るなどして作業が危険になったため、地元の二見自治会が来年以降は毎年掛け替えることを断念。代わりに軽くて丈夫なポリエステル製ロープをより合わせて、しめ縄を作ることにした。約10年は張り替え作業を行わずに済むという。

     この日は地元住民ら約30人が集まり、午前7時頃から作業を開始。3時間半ほどで、約27メートルの縄に仕上げた。自治会長の沖浜治実さん(69)は「地域住民が力を合わせて作業が順調に進んだ。結束の強さを再確認できた」と話していた。

     しめ縄の張り替えは10月22日に予定されている。

    2017年09月25日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    スマートフォン版九州発