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    伝統・習俗

     

    夫婦岩でしめ縄張り、正月の伝統行事に幕…下関

    • 化学繊維製のしめ縄を張る地元住民たち
      化学繊維製のしめ縄を張る地元住民たち

     山口県下関市豊北町の海沿いに立つ「夫婦岩」で22日、しめ縄張りが行われた。江戸時代から受け継がれてきた正月の伝統行事だったが、岩に亀裂が入り、安全のため、来年以降は取りやめが決まっている。

     しめ縄は漁師の安全と豊漁を願って1850年頃から張られ、毎年1月2日に締め込み姿の男衆が岩に登ってかけ替えてきた。だが、この数年で岩に亀裂が入るなどして危険になったことから、地元自治会が来年以降の実施を断念した。

     今回は荒縄の代わりに、耐久性の高い化学繊維製のロープをより合わせた縄(約30メートル、約120キロ)を用意。10年はかけ替えの必要がないという。神事の後、地元住民約10人が岩によじ登り、縄を張り終えた。

    2017年10月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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