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    伝統・習俗

     

    真っ赤な火柱に見物客から歓声、柳井で阿月神明祭

    • 炎を上げて燃えるご神体
      炎を上げて燃えるご神体

     国指定重要無形民俗文化財の火祭り「阿月神明しんめい祭」が11日、山口県柳井市阿月地区で行われた。「神明」と呼ばれる松や竹などで作られた高さ約20メートルのご神体を燃やし、無病息災と五穀豊穣ほうじょうを願った。

     民間に伝わる「とんど焼き」と、戦国武将の小早川家に伝わる軍神祭などが融合した祭事で、同地区で1644年に始まったとされる。

     祭りは午前8時過ぎ、同地区の東西2か所の砂浜で、それぞれご神体1基を立てる「起こし立て」で始まった。ホラ貝の音を合図に、白装束姿の若者たちがご神体につないだ綱を引き、垂直に立てた。

     午後6時過ぎから始まった最大の見せ場「はやし方」では、東、西の順でご神体に点火。真っ赤な火柱が夜空を焦がすと、見物客から大きな歓声が上がった。

    2018年02月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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