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    伝統・習俗

     

    大イチョウに不老長寿願う…櫛田神社

    • 「櫛田の銀杏」を囲んで博多祝い唄を歌う参列者
      「櫛田の銀杏」を囲んで博多祝い唄を歌う参列者

     福岡市博多区の櫛田神社で12日、境内にある神木の大イチョウ「櫛田の銀杏ぎなん」の“不老長寿”を願う「ぎなんさい」があり、氏子ら関係者約50人が参列した。

     大イチョウは高さが25メートル、幹回りは最大16メートル。樹齢1000年を超えるとされ、県の天然記念物に指定されている。祭りは1971年、木の周りに石垣が完成したのを記念して始まった。

     阿部憲之介宮司が神酒をかけた後、参列者が肥料となるおからを根元の周囲にまいた。大イチョウが歌詞に出てくる「博多祝い唄」を歌い、博多手一本で締めくくった。

     「ぎなん」とは方言でギンナンのこと。祭りでは、境内の他のイチョウからとれた縁起物のギンナンも配られた。同神社の責任役員宮総代を務める本山道徳さん(89)は「櫛田の銀杏にあやかり、これからも皆が健やかに過ごせればうれしい」と話していた。

    2018年03月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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