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    伝統・習俗

     

    茅葺き屋根修復進む、20年ぶりにふき替え…山口・月輪寺薬師堂

     山口県内最古の木造建造物とされる山口市徳地上村の国指定重要文化財「月輪寺がちりんじ薬師堂」で、約20年ぶりに茅葺かやぶき屋根の修復工事が行われている。7月中旬の完成を目指している。

     薬師堂は木造平屋建てで、床面積約120平方メートル。奈良県の東大寺再建に尽力した重源上人(1121~1206年)が1189年、当時の太政大臣・藤原兼実の協力で建てたとされる。前回のふき替えは1998~99年に行われているが、屋根の一部が風雨で腐ったり陥没したりしたため、修理が必要となっていた。

     11日は、市立島地小の5、6年生計15人が薬師堂を訪れ、茅を屋根に均等に並べたり、ひもで固定したりする作業を体験。6年の男児は「屋根がきれいに見えるように茅を並べた。完成が楽しみ」と話した。

     12日は一般向けの見学会が開かれる。午後1時半から30分ごとに計4回。当日受け付けのみで、各回先着20人。当日の問い合わせは、市文化財保護課(070・3206・2204)へ。

    2018年05月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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