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    母子手帳スマホで管理、健診や接種記録を自動更新…都城市

     宮崎県都城市は今月から、母子手帳の内容をスマートフォンやパソコンで確認、管理できる電子母子手帳サービスを始めた。マイナンバーカードを利用して登録すれば、乳幼児健診や予防接種などの記録が自動で更新され、画面上で確認できる。電子母子手帳サービスの導入は、県内自治体では初めて。

     都城市はマイナンバーカードの交付率(人口に対する交付枚数の割合)が19・2%(5月現在)に上り、全国の約790市の中で最も高い。今回のシステムは第三者から不正な接続を防ぐために、登録時にマイナンバーカードの情報入力を義務づけている。今回のサービスは、カードの一層の普及につなげることも目指している。

     サービスを利用すると、乳幼児健診での体重、身長などの記録が自動更新されるほか、予防接種を受けた日付や種類の記録も残り、今後の接種予定日が表示される。

     また、日記の機能もあり、画像も取り込める。互いに同意すれば、他の利用者と記録を共用することもできる。市からは子育てに役立つ情報が送られる。情報通信費を除いて、無料で利用できる。

     サービスを受けるには、最初に市役所こども課や各総合支所などに設置された専用端末での事前登録が必要。端末にはマイナンバーカードを差し込む装置が据えつけられている。スマートフォンで利用する時には、専用アプリをダウンロードする。従来の紙の母子手帳も配布されるため、電子版と並行して利用することもできる。

     市こども課の甲斐由紀子技師は「従来の母子手帳では記入漏れなどもあったが、電子母子手帳ではそれも防げるため便利。保護者にサービスの登録とともに、マイナンバーカードの取得も呼びかけていきたい」としている。

    2017年09月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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