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    大分市がパルコ跡地取得へ、ラグビーW杯見据え広場整備

    • 大分パルコ跡地に広場を整備したイメージ図=大分市提供
      大分パルコ跡地に広場を整備したイメージ図=大分市提供

     大分市は10日、市議会全員協議会で、JR大分駅近くの大分パルコ跡地(約4300平方メートル)を23億2000万円で取得すると報告した。同市で5試合が行われる2019年のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会までに、植栽や噴水、休憩所などを整備し、観光客や市民が憩う「祝祭の広場」として活用する方針だ。

     大分パルコは11年に閉店。跡地は、同市で大分中村病院を運営する社会医療法人恵愛会が所有し、現在は有料駐車場になっている。恵愛会は当初、同病院を建て替える計画を打ち出していたが、今年5月、建築資材の高騰を理由に計画を断念し、跡地を売却すると発表。市は7月に競争入札への参加を表明し、市議会は8月、取得関連費を可決した。

     市は今月20日に恵愛会側と売買契約を結び、30日開会予定の市議会定例会に関連予算案を提案する。市都市計画部の長野保幸部長は全員協議会後、「中心市街地の活性化にとって特に重要な場所。憩い、安らぎの場や回遊性が高まる場として活用したい」と話した。

     一方、ラグビーW杯後の利用方法について、市議の間には「様々な利用方法を柔軟に検討すべきだ」といった声がある。

     大分商工会議所の吉村恭彰会頭(アステム会長)も10日に出したコメントで、「まずは安堵あんどした」としながらも、「ワールドカップ終了後は中心市街地の真の活性化に資する活用法を期待する」とした。

    2017年11月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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