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    地下鉄七隈線 延伸工事再開は秋以降に

     福岡市のJR博多駅近くの地下鉄工事現場で起きた大規模陥没事故で、市が今月下旬にも、地下鉄の延伸工事再開に向け、現場の地質や地下水の状況調査の開始を予定していることがわかった。市営地下鉄七隈ななくま線の延伸部分は2020年度の開業を目指しているが、工事再開は今秋以降になる見通しで、市は「開業がずれ込む可能性もある」としている。

     事故現場の工事は、昨年11月8日に地表部分が陥没してから中断。国の有識者委員会は3月にまとめた報告書で、工事再開に向け、現場の地質や地下水の状況を把握し、地下鉄のトンネル内に流れ込んだ水や土砂の撤去も、周辺地盤の崩落などにつながらないよう慎重に行う必要があると指摘していた。

     市は近く、地盤工学の専門家らでつくる建設技術専門委員会を開き、調査方法などの助言を求める。それにより、周辺に影響を及ぼさないと判断すれば、土砂などの撤去作業に着手することにしている。

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    2017年05月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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