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    豪雨被災地 ボランティア2000人、東峰村で家屋調査開始

     九州北部の豪雨被災地には15日、各地から2000人を超えるボランティアが駆け付け、被災した住宅の後片づけなどに取り組んだ。福岡県東峰とうほう村は罹災りさい証明の発行に必要な家屋被害調査を開始。同県内では依然、14人の安否不明者がおり、この日も朝倉市を中心に3200人態勢で捜索が続いた。

     被災地では、朝倉市と東峰村、同県添田町、大分県日田市、中津市の計5市町村にボランティアセンターが開設されている。15日は朝から多くのボランティアが集まり、センターに希望のあった被災者宅などで、室内の家具を運び出したり、流れ込んだ泥をかきだしたりした。

     東峰村では村職員ら10人が五つの班に分かれ、被災した建物の被害状況を見て回った。村によると、罹災証明の申請は14日までに82件。調査に基づく被害判定に応じ、仮設住宅への入居可否や義援金の配分額などが決まる。日田市でも調査が始まっているが、被害の甚大だった朝倉市では、まだ着手できていない。

     豪雨による死者は32人で、このうち5人の身元が不明。筑後川が注ぐ有明海では5人の遺体が見つかっているが、2人の身元がわかっていない。15日は朝倉市の下流に位置する福岡県久留米市でも、消防団などの250人が河川敷を中心に安否不明者を捜した。

    2017年07月15日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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