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    下地島空港リゾート拠点へ、三菱地所旅客ターミナル着工

     不動産大手の三菱地所(東京)は11日、沖縄県宮古島市にある県営下地島空港(滑走路3000メートル)の旅客ターミナル施設の新築工事を始めた。2019年3月の開業を予定しており、同社が施設を運営する。アジアからの国際線や、国内線の誘致を進めるとともに、海外の富裕層らのプライベート機も受け入れる計画だ。宮古諸島は観光地としての人気が高いため、同社は沖縄県や宮古島市と連携し、国際的なリゾート拠点の形成を目指す。

     下地島空港は1979年に供用を開始。80年には那覇と結ぶ定期便も就航したが、利用客が少なかったため、94年に運休していた。現在はパイロットの訓練飛行場として利用されているだけの状態だ。同社は、県に同空港や周辺用地の活用事業に関する計画を提案し、今年3月、県と基本協定を締結していた。

     下地島からは伊良部大橋を経由して、宮古空港(県管理、滑走路2000メートル)が立地する宮古島と行き来できる。ただ、2016年度の旅客数が約156万人だった宮古空港には、国際線が就航していない。

     このため、三菱地所は県などと協力しながら、下地島空港に台湾や香港、韓国など、アジア路線を誘致していく方針だ。国内線では格安航空会社(LCC)の利用を想定しており、成田空港や関西空港、中部空港と結ぶ定期便の就航を目指す。25年には年間旅客数57万人を見込んでいる。

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    2017年10月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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