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    家電の金でメダル制作、下関海響マラソン実行委に寄贈

    • 回収家電製品から作られた金メダル
      回収家電製品から作られた金メダル

     北九州市八幡東区の金属加工会社「アステック入江」などは11日、使用済みの家電製品から抽出した金で作ったメダル2個を下関海響マラソン実行委員会事務局の山口県下関市に寄贈した。

     通常、金を溶かすには高温、または強い酸が必要。しかし、同社では金は溶かさずに、付着している銅製の基盤部品を塩化鉄液で溶かして剥落させ、金を取り出す独自の方法を用いている。

     今回のメダル制作では、下関市が回収した家電製品から、市内の総合支援学校生徒らが部品を手作業で取り外し、その後、同社が金を抽出。123グラムの銅に約1グラムの金をメッキし、「下関海響マラソン CHAMPION2017」と刻印した。

     メダルを受け取った前田晋太郎市長は「市内にはまだ『都市鉱山』が眠っている。家電のリサイクルがさらに進めばいい」と述べた。大会は11月5日に同市内で開かれ、フルマラソンの男女のそれぞれ1位にメダルが贈られる。

    2017年10月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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