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    ヘリ炎上原因究明申し入れ、自衛官トップが米軍側に

    • 黒く焦げた米軍の大型ヘリCH53の近くに集まった米兵(12日午前7時15分、沖縄県東村で)=中司雅信撮影    
      黒く焦げた米軍の大型ヘリCH53の近くに集まった米兵(12日午前7時15分、沖縄県東村で)=中司雅信撮影    

     沖縄県東村の米軍北部訓練場(東村、国頭くにがみ村)近くの牧草地に米軍普天間飛行場所属の大型輸送ヘリコプター「CH53」が不時着、炎上した事故から一夜明けた12日、現場では焼け焦げた機体の様子が確認された。

     事故現場は民間の豚舎から約100メートル離れた場所で周囲には民家も点在する。機体は真っ黒に焦げ、操縦席は跡形もなく焼け落ちた状態だった。周辺の牧草にも延焼しており、同日朝には米軍関係者が機体周辺を歩き、警戒する姿も確認された。

     同日午後には、沖縄県の翁長おなが雄志たけし知事が現場を視察。終了後、記者団に「日常の世界から一転して、こういう恐ろしい状況になることに大変違和感がある。(事故は)悲しい、悔しい、そして怒りだ。このような状況を国に沖縄が強いられているのは、まさに国難だ」と強い口調で語った。

     また同日午前、現地を視察した自民党の岸田政調会長は、東村役場で伊集盛久いじゅせいきゅう村長と面談。「村民の不安を考えると、原因が究明されるまでは訓練を停止するよう政府にも求めたい」と述べた。

     事故を受け、自衛官トップの河野克俊統合幕僚ばくりょう長は12日未明(日本時間)、出張先の米ハワイで米太平洋軍のハリス司令官に対し、事故原因の究明や安全管理の徹底などを申し入れた。小野寺防衛相が同日午前、記者団に明らかにした。

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    2017年10月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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