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    九州・山口・沖縄の30社、9割が増収…9月中間

     九州・山口・沖縄の地場企業30社(銀行を除く)の2017年9月中間決算が出そろった。世界的な経済成長を背景に、メーカーの海外での販売が好調だったことや、前年同期に熊本地震(16年4月)の影響で消費が伸び悩んだ反動などから、約9割の28社が増収となった。最終利益も約8割にあたる23社が増益や黒字転換、赤字幅の圧縮で改善した。

     産業用ロボットが主力の安川電機は、国内の堅調な需要に加え、人手不足が課題となり始めた中国、自動車関連の設備投資が旺盛な米国など海外でも好調だった。自動車や半導体の生産設備を手がける平田機工も外需が伸びた。両社は売上高、最終利益とも過去最高だった。東ソーも化学繊維や紙・パルプなどに使われるカセイソーダの需要が世界的に高まり、最高益を更新した。

     運輸業では、熊本地震の影響が薄らいだことが追い風になった。地震で主力の九州新幹線が一時運休したJR九州は今期、新幹線が通常運転を続け、鉄道利用が復調した。西日本鉄道も地震で落ち込んだ外国人観光客の回復を背景に、バスや鉄道の利用が伸びた。両社は不動産など本業以外の事業も好調で、売上高、最終利益とも過去最高だった。

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    2017年11月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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