文字サイズ

    防災調査研究機関、熊本県に設置提案…有識者会議

     熊本地震の復興計画に提言などをしてきた「くまもと復旧・復興有識者会議」(座長=五百旗頭いおきべ真・兵庫県立大理事長)が15日、熊本県庁で1年ぶりの会合を開き、地震の教訓を継承するため、防災の調査研究機関を設置することなどを県に提案した。

     有識者会議は2016年6月、復興基金の創設など20項目を県に提言している。今回は委員5人が、蒲島郁夫知事や県幹部ら約270人を前に意見を述べた。

     五百旗頭座長は、県が地表に露出した断層などの「震災遺構」について、ミュージアムとしての保存・活用を検討していることを挙げ、「防災の調査研究機関を設け、展示内容を継続的に刷新することで、地震の記憶の風化を防ぐことができる」と指摘。ほかの委員も、企業誘致や農産品の輸出促進など、地域経済の活性化策を示した。

    2018年04月16日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    よみうりSPACEラボ スマートフォン版九州発