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    長崎新幹線フリーゲージ「無理」、与党検討委断念へ

     九州新幹線長崎(西九州)ルート・新鳥栖―武雄温泉間(約50キロ)の整備方法を巡り、与党検討委員会の山本幸三委員長は11日、車輪の間隔を変えて新幹線と在来線を走る「フリーゲージトレイン(FGT)」の導入を断念する方針を示した。一般の新幹線と同じ「フル規格」と既存の在来線を活用する「ミニ新幹線」の2案に絞り込み、今夏をめどに結論を出す。

     検討委の協議結果は政府の決定にも大きく影響する。FGTについて、山本氏は検討委の会合後、報道陣に対し、「事実上無理だと、みんな理解している。経営的、コスト的に事業者(JR九州)ができないと言っている」と述べた。

     FGTは、レール幅の異なる新幹線と在来線を、車輪の間隔を変えて走行できる新型車両。これまで約500億円が開発に投じられた。国やJR九州、佐賀、長崎両県などの6者は2016年3月、長崎ルートでの導入を目指しつつ、新幹線と在来線を乗り継ぐリレー方式で22年度に暫定開業することで合意した。

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    2018年05月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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