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    水田に江戸の美女浮かぶ、田んぼアート苗植え…上天草

    • 水田に投影された画像に沿って田植えをする住民ら
      水田に投影された画像に沿って田植えをする住民ら

     異なる色の稲で巨大な絵を描く「田んぼアート」の田植えが、熊本県上天草市松島町教良木で始まった。今年はプロジェクションマッピングで浮世絵を水田に投影させ映像の線に沿って、住民らが丁寧に苗を植えた。

     山あいの水田約6000平方メートルに観光客を呼び込もうと、天草四郎観光協会が2015年から実施。今年は地元住民でつくる「老岳まちづくり委員会」(松本光義会長)が引き継ぎ、黒や白、緑、赤など6色の稲で制作する。

     今回挑戦するのは、喜多川歌麿が江戸の美女6人を描いた作品「高名美人六家撰ろっかせん」の「扇屋花扇」。5月29日夜は、水田が見渡せる近くの展望台から、筆を持った手を頬に当て手紙の文面を思案する女性の画像が水田に投影され、約40人が田植えをした。

     松本会長(71)は「(稲が実る)7、8月頃に見頃を迎える。多くの観光客が訪れ、地域がにぎわってくれれば」と話している。問い合わせは同観光協会(0964・56・5602)。

    2018年06月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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