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    平胡グイなど副葬品展示、島内横穴墓から出土…えびの

    • 展示されている副葬品
      展示されている副葬品

     宮崎県えびの市の島内139号地下式横穴墓から出土した矢を入れる道具「平胡ひらやなグイ」や馬具、刀剣などの副葬品の展示が4日、同市歴史民俗資料館で始まった。12月3日まで。

     この墓は古墳時代後期(6世紀前半)に築造され、2014年に発掘された。市教委は9月、平胡グイについて木製の底板部分を分析したところ、底板の外側に金属板をびょう付けし、その間に動物の毛皮を挟む構造だったと発表した。

     馬具は銅製で、修復の痕跡があり、固定するための動物の皮が残っていた。刀剣は皮や鹿の角を使ったつか部分などが、良好な状態で残っていた。

     いずれの出土品も、被葬者が高位にあり、ヤマト王権との密接な関係を示す資料という。会場では発掘当時の写真も紹介している。

     同資料館は「保存状態が良好で、当時の様子がうかがえる資料ばかり」としている。入館無料。問い合わせは同資料館(0984・35・3144)へ。

    2017年10月05日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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