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    鉄道・運輸

    平成筑豊鉄道・新豊津駅、中高生協力で改修

     平成筑豊鉄道は福岡県立育徳館中学・高校(みやこ町)の生徒の意見を取り入れて田川線新豊津駅(同)の改修に取り組んでいる。学校の最寄り駅を生徒が快適に利用できるようにする同社の「へいちく学びの駅」事業の第1弾で、改修は今月中に終える予定。生徒は「新しくなるのが楽しみ」と心待ちにしている。

     事業は駅の価値を高めることが、鉄道利用者を増やすことにつながるとして、同社が今年から始めた取り組み。子どもの利用が多い新豊津駅の刷新を念頭に、1月に同校の生徒と意見交換したところ、「暗い」「場所が分かりにくい」などの改善要望が出されたことから、改修を決めた。

     改修に当たっては、豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手がけた工業デザイナー・水戸岡鋭治さんに協力を要請。改修計画は、水戸岡さんの描いたイメージ図をベースに、生徒のアイデアなどを取り入れて固めた。

     具体的には、駅のホームや手すりなどの施設全体をアイボリーに塗り替え、鉢植えの花を飾ることを計画。待合室には同校の生徒が描いた絵を展示するほか、LEDのイルミネーションを飾り付け、明るい雰囲気の駅にすることにした。

     3月下旬には「自分たちが利用する駅をきれいにしたい」と育徳館の中高生約75人も改修作業に参加。駅のホームや待合室の汚れを落とし、柵や手すりの塗装作業などに汗を流した。今月も生徒と協力して改修作業を進めるという。

    2018年04月07日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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