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    行楽・観光

    「萩・明倫学舎」4日開館

    • 幕末ミュージアムで、大砲について説明する小川さん
      幕末ミュージアムで、大砲について説明する小川さん
    • 萩・明倫学舎の本館
      萩・明倫学舎の本館

     萩市が新たな観光施設として整備した「萩・明倫学舎」の内覧会が28日、行われた。松下村塾などの世界文化遺産に関する資料や、幕末に使われた銃砲などを展示するほか、萩の豊かな自然を紹介する施設で、4日に開館する。地元では、新たな観光拠点としての期待が高まっている。

     市は「明治維新150年記念事業」の一環として整備。約13億8000万円をかけ、萩藩校「明倫館」跡地にある明倫小の木造の旧校舎2棟(1935年築)を改修した。

     総延べ床面積は約3860平方メートルで、本館には、地元の火山活動跡などについて学べる「ジオパークビジターセンター」などがある。2号館には、江戸時代の兵器などを展示する「幕末ミュージアム」や、市内の世界文化遺産を紹介する「世界遺産ビジターセンター」が入っている。

     内覧会には、報道関係者らが参加。施設を運営するNPO法人のスタッフから説明を受けた。

     幕末ミュージアムは、下関市の小川忠文さん(76)から寄贈された資料約4000点のうち500点を展示。小川さんが、江戸から明治時代にかけて国内で作られた大砲や、幕末に国内外で製造された銃などについて説明した。

     世界遺産ビジターセンターでは、構成資産の「大板山たたら製鉄遺跡」などについて解説。江戸時代の製鉄を学ぶコーナーがあり、足で板を踏んで火に風を送る「ふいご」を体験できる。

     年中無休で、開館は午前9時~午後5時。本館は無料で、2号館の入館料は大人300円、高校生200円、小中学生100円。

     施設内には、昭和30年代をイメージした「復元教室」もあり、懐かしい木造校舎の雰囲気を楽しめる。柴田一郎館長は「明治維新の志士を多く輩出した藩校があった場で萩の歴史を学び、観光の出発点にしてほしい」と多くの来館を期待している。詳しくは市萩・明倫学舎推進課(0838・21・2018)へ。

    2017年03月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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