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    行楽・観光

    宮崎・橘ホテル跡開発、候補にIT企業グループ

     宮崎市は14日、同市青島の一等地にある旧橘ホテル跡地を活用する開発業者の候補に、IT企業「アラタナ」(宮崎市)などで構成するアラタナグループを選んだと発表した。同グループは跡地に南国風のコテージやレストランなどを設置する計画。今後、跡地の所有者との協議がまとまれば、再開発に着手する。

     市によると、旧橘ホテルは1990年に閉鎖。跡地約1万8000平方メートルは更地となり、残されていた。跡地を所有する特別地方公共団体の「折生迫財産区」が市に対し、再開発への協力を依頼していた。

     市は今年4月、跡地を観光拠点として整備する開発事業者を公募し、同グループと県外の会社が応募した。学識経験者らによる選定委員会が、実現性や継続性、地域への波及効果などの観点で同グループを選んだ。

     同グループの提案では、跡地に地産地消のレストランや土産物店、コテージなどの宿泊施設を設置。共有オフィスもつくり、起業家の育成も行う。総事業費は約12億5000万円と見込み、調達のめども立っているという。

     財産区と同グループは年度内にも基本協定を結び、賃貸料や着工時期などを協議していく。

     14日に記者会見した戸敷正市長は「雇用を生み、誘客につながると、地元で歓迎されるだろう。市もサポートしていく」と話した。

    2017年09月15日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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